森浦歯科のダイレクトボンディングとは、自費で行う保険外のレジンによる充填を言います。
使用する材料に
TOKUYAMA エステライトプロ
などの保険適応外のコンポジットレジン充填材料を使用し、一本の歯を詰めるのに一時間のアポイントをいただき丁寧な充填を行います。
より美しい詰め物を望まれる場合に行いますが、その神髄は美しさもさることながら、神経に近接した虫歯を染色液とスプーンエキスカベータという手用器具を駆使して除去することで抜随（神経を取る事）を限界まで回避して健康な神経を残す事にあります。ご存知の様に、詰めるだけですむ場合と神経を取って治療した場合では、もちろん、神経を取った歯の方がトラブルを起こす確立が高くなり、将来の歯の寿命に差の出る事が多いです。
ダイレクトボディングの費用
隣接面（歯と歯が接する面）の修復が必要なケース 30,000円プラス消費税
隣接面を含まないケース 20,000円プラス消費税
ダイレクトボンディングの手順
虫歯の外形をタービンなどの切削機械で形成します。内部はタービンでは削りません。
虫歯の染色液で赤く染めます。
スプーンエキスカベータなどの手用器具で赤く染まったところのみを削除します。
赤く染まったところのみを削除
染色と削除を繰り返し、これ以上染まらないところまで虫歯を取ります。
これが最も時間のかかる操作です。
染色と削除
隣接面を形成する為の器具を装着します。
接面を作って、先ず単純な窩洞を形成します。
単純な窩洞を形成
充填の完了
研磨して完成
この様にして詰めた面は、上手くいった時は、歯医者にも詰めたのが分からないのではと思う時もあります。